ダッ.

Twitter : @_m_rouge 独り言が大きい。

タイトル

 

 

最近休日になるたびに、自分が何をしたいのか、人生をどうしたいのかについて

大枠を決めたいのに自分が何をしたいのかさっぱり分からず時間だけが過ぎるというのを繰り返しつづけている。

 

で、なんだこの時間となる。

なにも決まらないならそれこそNetflixYoutubeを往復する一日でも良かったんじゃないかと思う。

 

というか人生の大半を、自分は何をしたいのかを考えるという虚無に時間を使いすぎてるような気がして休日なのに休まらない。むしろ焦りとネガティブが増している。

 

じゃあもう考えるなと思うけどそうもできないのは、目標は具体的な方が実現するし、

具体性がないと始まりもしないと分かっているからで...

 

きづいたら来月には26歳になってしまうという、、、

 

なんとも頭の中がとっちらかっている。

 

世の中の25歳たちもみんなとっちらかっているんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

スーパーBGM

 

この間家の近くのスーパーで買い物をしていたら、

ジャスティン・ビーバーの"Baby"が流れ始めた。

 

え、そんな。

 

心の中の自分が膝から崩れ落ちた。

 

まだ大丈夫だろと呑気に思っていた。

もはや真正面からバットで殴られたかのような衝撃。

 

ついにジャスティン・ビーバーの”Baby”がスーパーのBGMになったんだ。

そんな時代になってしまったんだ。

 

いや、分かってる。

Babyがリリースされたのは2010年であり、自分は小学5年生だった。

14年も経っている。

 

それでもスーパーのBGMだけは、もう少し待ってくれないだろうか。

 

ビートルズとかシンディー・ローパーとか、スパイスガールズとか、カイリーミノーグとかでまだ留めておいてほしい。

 

そんなことを納豆売り場の前で棒立ちになって考えていたら

いつのまにかJourneyのDon't stop believingが流れていた。

 

 

2024年あけました。おめでとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

『アンチポデス』感想メモ

『アンチポデス』適当感想メモ/たぶんネタバレ

f:id:Duh:20220418164456j:image

アンチポデス

 


よく分からなかった(笑)

 


よく分からなくて、面白い!

演劇面白い!っていう感じかな〜

 


分からない=つまらない

 


では決してなくて、疑問が大量にでて面白い

 


なんというかこの作品に関しては

「分からない」が妥当な気がする。

 


「分かる」ものじゃつまらなかったと思う。

 


分かり合えない他者と共存する上で、

分かろうとしてしまうけど、

それは自分の価値観のなかに収めようとする

傲慢な態度な気もする。

 


ポジティブな意味で分からなくていい。

 


むしろ他人のことを分かったつもりになってる方が恐ろしいかもな〜。

 


だからこの作品をで感じる「分からなさ」は、まさに他者と共存していかないといけない人間同士の関係みたい〜

 


「分からなさ」を大切に育んでいく感じかな 笑

 


もちろん快適ではないけど、だからこそ進行形でずっと考える

 


パワーバランスとか、性差とか、

現実のうんざりする問題も詰め込まれてるけどそれはサブ的な要素に感じた。

 


この作品はそんなことも含めて、この現実世界を俯瞰的に遊んでるようにもみえた。

 

 

不快、面白いだけじゃなくて

おもしろみがあって

全体としては「あ、なんだ」という

コメディにも感じる。

 

 

 

エレノアが最後に4歳の頃に書いた

物語を読み始めた時、

アダムが反応したように

なんだかとても懐かしい気がした。

 


ひとつひとつは子どもらしく

起承転結もない物語だけど微笑ましいものだった。

 


これでいいんだよなと思った。

創作に限らず、年齢とともに色んな知識を

得るほどに逆説的に考えの幅が狭まっていく。

 

 

 

 


最後のエレノアの話だけみんなちゃんと聴いていた。その時初めて朝っぽい晴れた明かりが部屋を包んでいて肯定的な気分になった。

 

 

 


話の内容より、話している人より

聴いているひとたちの反応、表情がとても面白かった。

 


演劇は戯曲が8割とも言われるし

確かに観劇するときは言葉に集中するけど

言語外の視覚情報のほうが、現実世界も重要だったりするようなと思った。

 


そうなるとこの戯曲は言語外の情報を発するための言葉の羅列のようなのかもしれない。

 


この物語がどこに向かっているのかも、

目的もよく分かんないのに結構笑えないる部分が多いのは、それぐらい適当でも人間は楽しめるのかもしれない。

 

『命、ギガ長ス』3/29 ギガ組メモ

 

f:id:Duh:20220329201056j:image

 

f:id:Duh:20220329201059j:image

命ギガ長スW

 

日々秒速で記憶喪失していく自分のためのメモ。ネタバレ超あり。

 

時系列ごちゃまぜに、都度思い出したら、いきなり書くスタイルでカオス。

 

 

 

初演はチケット取れずwowowで視聴。

今回はチケ戦参加しそびれ嘆くも

毎日リセールを観察した結果4日前くらいに

ついにギガ組ゲット!!

 

しかも3列目中央より!!

大学生最後の春休みにこんな素敵なことが!!

 


終わり方も最高だと感じた

これは感動というか美化されるのか?!

というエンヤのくだりがあったものの

お墓が本気の炊飯器で

笑ったのとくだらないので

そうだよな、そうじゃないと!と思った。

 


何か劇的なことが起こったようで、

何も変わらずただ時間が過ぎていく

それが現実だよね、というなんとも間の抜けたような最後。哀愁でもない、ただこの先も

この時間が続いていくんだろうなと感じられたのが良かった。

 


2人前を向いてただ白米を食べる最後。

漬物もないけど、シャンパーン!

 

束の間の、雄大に感じられる時間の流れが、

永遠に続きそうな時間が落語的だった。

 

またこの永遠に続きそうな時を、ずっと眺めていたいと感じるのも落語を観てる時と同じ感覚だった。

 

実際、落語的というより

クドカン落語がはじまったとき入りが綺麗過ぎて死ぬほど笑った。

 

と同時に、アサダがその前から膝をパンパンしてたのが気になってたんだけど、

講談してたのねwwwwww

 


現実と空想に境はあるか?

いろんな境があやふな感じが面白かった。

 

一体化というよりは、

全部地続きな気がした。

 

空想の延長線上に現実があり、

現実もまた空想のよう。

 

そもそも舞台なんてどれが現実なのか分からない。客観的に正しいを求めるのも馬鹿馬鹿しい気さえしてくる。演劇だし、フィクションだもん!!キャッカンテキーなんてうわっつら

 

エンヤのonly timeかかった瞬間に腹筋割れるほど笑った(割れてない)

 

 

 

・求められる役割を果たすよう迎合していく被写体

・ピュアな貧困、ドラマのない貧困は存在ごと消されるのか。

・エイコ、オサム家族がプロドキュメンタリストとして消費者が望む姿に自らなっていったことは嘘なのか。

それも含めてありのままの現実ではないのか。

 


見方を変えれば、

最後までぜんぶアサダの空想。

 


自分勝手に期待して、自爆したのに

エイコ、オサム家族が騙したとして

尋問を始めて「真実」の姿をカメラに収め用とする。

結局進展したようで振り出しに戻っただけ。

その「真実」の姿も、エイコが望む真実でしかない。綺麗な堂々巡り。

 


尋問されてエイコが望む真実の姿になっていく2人は、化の皮が剥がれるような面白さもあったが、漫才のスタイルをとることで

この状況さえも弄んでいるような感じだった。

 

アサダは教授に言われてやっと自分が安全な地帯から、見下ろしていることを再認識して

心機一転するわけだけど、

根本的なところが変わっていない。

 

 


・退屈すぎると〜

中村芝翫は歌舞伎が退屈だから〜

 


オサムの落書き好きの長年の友達

串ばん、今はバンクシーという名前で落書きをつづけてるという。

 


オサムはそのばんちゃんの落書きを一枚持ってる、と言うとアサダがもしこれがホンモノなら一生遊んで暮らせると。

 


オサムは「すでに遊びまくってる」と。

 


これだ。

 

オサムとエイコは最初からずっと遊んでるんだ。ギガ長い人生を、退屈なときを、エンジョいしてる側の人間なんだ。

 

その暇つぶしに、演劇してるんだ。

ロールプレイ。

 

常識を纏ってた一般ピーポーには理解できないけど、人生エンジョイピーポーの2人に8050問題なんて大したことじゃないのかもしれない。

 

命、ギガ長いんだもん。

 

暇をつぶしても、暇が湧いてきてる。

2人は年金で暮らせている。

キャッカンテキな物差しはどうでもよく

2人は充実している。あるもので人生を楽しむ能力を持っている。

 

そこにちょうどよく8050問題を提げてきた

アサダやテレビ局に構ってあげてるんだろう、

 

退屈しのぎの暇潰しに、

一般が考える「貧困」「認知症」という

肩書きを背負って全力で遊んでる。演劇してる。

 

だから、最高にくだらない!!

世界最高峰級に。

 

こんな贅沢なくだらない時間を過ごせるのが

ギガ長い人生の楽しみだし、

有意義や役立つことよりも最強に好きだ〜

 


冒頭

吹越さんによる風SEの中明転

エイコが中央のsfで白っぽく、小さく四角に

形取られた床を観て何かを回想しながら柄杓で水をかけている。

旦那さんと息子のオサムが亡くなったようで、小さな四角がお墓だとわかる。

厳か雰囲気になる余白もなく、

吹越さんのSEが鳴り響く。じわっ。

 


すると舞台下手にえげつないビジュアルの

クドカンことオサム登場

これは本当に死んでるパターンかと思いきや

やっぱりちゃんと生きてた。

 


にしてもなんてビジュアルしてんだ。

というかクドカン足細長!こんな細かったか

 


エイコは認知症でお風呂出なくなった旦那と息子を混同して何度もオサムを殺してる

 


オサムがハケて、エイコだけになると

いやオサムが生きてるのも幻想か?と

現実の確かさを失うプチ、ゼレール現象。

 

 

他にも色々思ったから気が向いたら足す〜

 

・プロのドキュメンタリスト

 

 


SE

L字のソファ

シャンパーン!

バンクシー

 

#大人計画 #命ギガ長スW #松尾スズキ

#宮藤官九郎 #安藤玉恵

 

2021観劇作品(一部記憶喪失)

2021年観劇作品&イベントその他 (一部記憶喪失)

 

2月20日 The 冠 @渋谷O-west

3月19日 『アリージャンス』

3月31日 劇団☆新感線月影花之丞大逆転』

4月5日  四月大歌舞伎 一部『小鍛冶』『勧進帳』 

             三部『桜姫東文章

4月8日    新国オペラ『夜鳴きうぐいす/イオランタ』

4月21日  新国オペラ『ルチア』

5月13日  『終わりよければすべてよし』

5月20日  『ピサロ

5月23日 二期会オペラ『セルセ』

5月25日  『東京ゴッドファーザーズ

5月26日    新国オペラ『ドン・カルロ

6月1日 NodaMap『フェイクスピア』

6月3日     六月大歌舞伎  一部『御摂勧進帳』『夕顔棚』

             二部『桜姫東文章

6月6日 東京文化会館『余韻』

6月9日 劇団四季オペラ座の怪人

6月10日 六月大歌舞伎 二部『桜姫東文章』 三部『京人形』『日蓮

6月17日 劇団四季『アラジン』

6月20日 六月大歌舞伎 二部『桜姫東文章

6月23日 劇団四季オペラ座の怪人

6月30日 劇団四季アナと雪の女王

7月6日     NodaMap『フェイクスピア』

7月8日 新国オペラ『カルメン

7月18日 二期会ファルスタッフ

7月19日 Team申『君子無朋』

7月20日 『森フォレ』

7月26日 ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート

9月2日      『Le Fils』

9月6日  九月大歌舞伎 三部『東海道四谷怪談

9月9日  『Le Fils』

9月16日 劇団四季『はじまりの樹の神話』

9月18日     立川談吉&インコさん Talking Alone. vol.2

9月23日 映像の世紀コンサート

10月6日 劇団四季『アラジン』

10月11日 新国オペラ『チェネレントラ

10月14日 劇団四季アナと雪の女王

10月20日 劇団四季『ライオンキング』

10月26日 『オリバー』

11月16日 『ザ・ドクター』

11月18日 新国オペラ『マイスタージンガー

11月24日 劇団四季オペラ座の怪人

12月21日 十二月大歌舞伎 三部『吉野山』『信濃路紅葉鬼揃』

12月22日 劇団四季『ライオンキング』

12月24日 劇団四季『アンマスクド』

12月25日 『北斗の拳

12月27日 『北斗の拳

12月29日 『ガラスの動物園

 

ストレートプレイ 9作品 11回

ミュージカル 11作品  17回

オペラ 9作品   9回

歌舞伎 11作品 13回

 

計 40作品 50回

 

 

2021年8月のプレイリスト

 

2021年8月のプレイリスト記録

今月特にリピートしたもの。

 

Billie Eilish - Getting Older

youtu.be

歌詞もメロディーも歌声も儚く、美しく毎日5回は聴いている。

猛烈に大好きなものにいつかうんざりする日がくるのかな。

悲しいな。

 

Billie Eilish - Happy Than Ever 

youtu.be

2:20からの展開が圧巻、才能。

 

 

Miley Cyrus - Believe

youtu.be

Mileyによるシェールのカバー!!

もはや6月からずっと聞いてる!最高!!

 

Blondie - Heart of Glass

youtu.be

Mileyがカバーしたのをきっかけに知った曲。中毒性がある。

 

 

Froazen (Broadway) - Let it go / Love is an open door 

youtu.be

 

youtu.be

 

アナ雪観劇後、歌は楽しくて聞いてる。

新国『東京ゴッドファーザーズ』観劇メモ

(ネタばれも含むメモ)

 

新国小劇場『東京ゴッドファーザーズ

 

f:id:Duh:20210604231922j:image

 

キャスト

  • 杉村誠子
  • 周本絵梨香
  • 阿岐之将一
  • 玲央バルトナー

 

<原作>

観劇前日の夜、寝る前にアマプラでレンタルし原作を視聴。

現22歳だからか常識が無いからか今監督も作品も存じ上げていなかったが、

あまりの面白さに脳覚醒。

ストーリーやテーマも面白いが特に細かい描写がとてもユーモアに富んでいて

ここで笑いを入れてくるかというところで沢山爆笑させられた。

間とテンポが物凄い。

少しシリアスなシーンでここぞというタイミングで笑かせてくるので、

不謹慎な気持ちになりながらも爆笑することも。

救急車突っ込んでくるシーン、おばちゃんたちの井戸端会議、諭吉の表情を変える描写等々素晴らしい!

本編中の音楽も素晴しいのに、エンディングでもう一仕掛けあって、天才。

 

<舞台>

観ながら感じてたこと(概ね時系列)

・牧師の説教中に、牧師がいる舞台中央がせりあがってその下にホームレス&ゴミたちが出てきたときに「うお~」と思った。シンプルに身分がそのままポジションの上下で可視化されてるのと、単純になんかでてきたーという面白さ。

 

・赤ちゃん登場の泣き声サウンドが盛大に神がっかてた。

・赤ちゃん発見からのミユキの反応のテンポがかなりはやく、捨て子に遭遇した

 衝撃とか色んな起こるであろう感情が少し感じられにくかった。

 

・ミユキが「水」を買いだしに行くシーンは、溜り場というか家で待つギンの身の上話と同時進行のため、目が足らず、どっちもあまりよく見るということができなかった。

 

・駅ロッカーシーンでは裏面になるブロックの座席だったため小道具やロッカー(キャスターで転がす)の音やそれを出し入れするキャストさん、

+駅構内の混沌とした雰囲気を演出するために行きかう人たちの演技で肝心の主要3キャラの声が聞こえづらく、何が行われているか分かりにくいと感じた。

 

基本的に原作で同時間に進行しているものを、

ステージ上で上手く場所を別けて同時進行しているためかなり視覚の情報量が多い。

これが上手く機能して演劇だから出来た深みのある表現になったシーンと、

もう少し丁寧に観たかったと思うシーンが出てきた。

 

主要3キャスト以外の8人でその他大勢のキャラクターを賄っていることもあり、

その変化の面白さとか、組み合わせがかなり面白かった。

 

・結婚パーティーの銃殺害のシーン、みなさんストップモーション物凄く上手で面白かった!!!

 

・その後の「大掃除」シーンで殺された新郎を演じた阿岐之さんが若い暴力集団としてでてその最中に照明で区切られた場所で、アナウンサー役になり新郎殺害ニュースを読み上げ、終了と同時にまた暴力集団に戻る演出が面白かった。

 

・ハナが昔お世話になってたゲイバーでマスターとの会話。

 「あの頃は本当に楽しかった」からの回顧シーンが最高だった。

 全盛期を思わせる華やかな衣装に身を包んだハナが歌う「ろくでなし」

最高に明るい場面で、本気のショーを見に来たかのような面白さ。

なまめかしい感じと思いきや大きすぎる声量が超おもしろかった。

あとシンプルに透け素材の赤いドレスから見える筋肉がすごかった。(笑)

 

ある客に「このくそじじい」と罵られて八倒しに行くハナ(松岡昌宏)さんの後ろ姿が

勇ましく頼もしくもう完璧な!!面白いシーンだった。

そこからの袖で早着替え→マスターとの会話の切り替えの早さが素晴らしかった。

しかも早着替えでぎりぎり間に合った!みたいなわざと笑いを取りに行くでもなく

しっかり心もあったのですごーい!てなった。

あれだけ動いたら息切れててもおかしくないのにすごい。

 

 

 

 

以下 時間がある時に随時加筆🤝